【セミナー】インプラントライブオペセミナーin福岡
2023.11.17
かいり歯科クリニックの院長の戸田です。
週末はインプラント治療のアップデートと研鑽のため、35年以上の経験・知識のあるインプラント治療の大家である榊恭範先生と、大阪でご開業のインプラント治療における診査・診断からの包括的治療で若手歯科医師から絶大な支持を得ている小松啓之先生が講師の『インプラントライブオペセミナー』を福岡県博多市に伺い、8月から毎月3回に渡り受講してきました。
インプラント治療の目的は、ただ歯を失ったところに人工の歯を入れることではなく、
歯を失うことで失われた咀嚼機能( 噛めること)と審美性( 歯が抜けたところの見た目)を回復することです。
そのためには、骨の状態や、インプラントの周りの歯茎や、またインプラントを入れる部分の向かい合わせの歯や、両隣の歯の状態も考えることが必要になります。
つまり、インプラント治療をするという事は、歯の周りの歯周治療や、噛み合わせのための咬合治療や、歯の位置を変える矯正治療など、全てを総合的に考える必要があるということです。
今回の受講を通じて知識・技術共に学びが多くある中で多々ございますが、なによりも感銘を受けたのは、講師の先生方は複雑な難症例を日常臨床の中でルーティンに行ってる中で、なによりも基本の手技をとても大切にされていることです。
今後とも基本手技を大切にしながら、患者様にとって負担の少ない、安心・安全なインプラント治療の提案ができるように努力研鑽して参ります。