安心・安全な環境⑶〜滅菌システム〜TVやネットで話題のタービンヘッド滅菌問題〜
2017.09.01
2017年7月3日
全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せずに使い回している可能性があることが、2017年の厚生労働省研究班(代表=江草宏・東北大学歯学部教授)の調査でわかった。
『歯を削る医療機器 半数以上が使い回し』・・・
院内感染(血液感染)の恐れという記事がTVやネットニュースで流れていました。
実は2014年5月19日にも同じ内容の記事が読売新聞で掲載されています。
治療する時にタービンヘッドを使用すると、必ず口腔内の唾液や血液が付着します。
表面だけならばいいのですが、タービンヘッドは歯を削る構造上、内部のモーターをエアーを使用して高速回転で回しています。
その回転が止まる時にサックバックという機能が働き、水と空気を少し内部に吸い込みます。
その吸い込んだ水には前回治療した患者さんの口腔内細菌や血液、唾液が混じっており
さらにタービンヘッドを使い回すと院内感染の原因になると言われています。
ほとんどの人が知らないまま治療を受けています。
安心して下さい。
当然のことですが、、
かいり歯科クリニックでは、タービンヘッド(歯を削るドリル)の使い回しはせず、
1人必ず1本、内部の隅々まで滅菌したものを使用しています。
STEP1
まず口腔内に入る唾液感染した
タービンヘッドは、高圧の空気と洗浄オイルにて内部洗浄することで
内部の全回路やギアの隅々まで、
徹底的に汚れや異物を取り除きます。
STEP2
次にタービンヘッド専用の滅菌器にて、
真空の状態を作り出し、中空状の内部の隅々まで滅菌します。
治療に使用する度に、直ぐにSTEP1・2を繰り返して滅菌しています
治療の精度の高いタービンヘッドは
1本10万近くする精密機械です。
歯科医院は1人1本揃え、
毎回滅菌するにコストと
維持費用が非常にかかります。
しかし、かいり歯科クリニックでは
大切な方に安心・安全の医療を提供するために
院内感染予防の設備を整えていますのでご安心下さい。