矯正症例⑶〜反対咬合改善症例③〜ムーシールド&パナシールド〜バイオセラピー&食育〜
2017.02.24
こんにちは。かいり歯科クリニックの歯科医師の戸田です。
乳幼児期(0歳から6歳)における、反対咬合の治療例をお見せしたいと思います。
この時期の反対咬合は、大半がなんらかの原因によって下あごを前方に誘導してしまっている、機能性の反対咬合に属します。
診査・診断をきちんとした上で、3歳から4歳ぐらいまでに、原因に対する家庭での悪習癖の除去やトレーニングを前提に、当院では【ムーシルド】や【パナシールド】と呼ばれる、機能訓練装置を使用することもあります。
今回は、当院での受け口(反対咬合)の治療前後の写真をご紹介させて頂きます。
⭐️3歳5ヶ月 男の子⭐️ 反対咬合
反対咬合改善までの期間:約4ヶ月
前歯を使った機能訓練期間:約6ヶ月
【Check POINT】
赤の矢印⇨の部分が前方に誘導していることがお分かりでしょうか。
受け口(反対咬合)の改善だけでなく、上顎の骨が前方に成長していることが重要ポイントです。
これは成人では起こり得ない、成長期のお子様だからこそ生じる成長反応です!
つまり
歯並びに関しても乳幼児期の早期の段階で、原因を除去し、正しい成長過程に誘導してあげる必要があると思います。
かいり歯科クリニックは
虫歯や歯周病だけでなく、お子様の歯並びの予防にも積極的に取り組んでいます。
お子様のお口で疑問に感じる事がございましたら、なるべく早い段階でご相談下さい。
微力ながらお役に立てれば幸いです。