子どもの歯並び予防の考え方(15)〜口呼吸のリスクと改善トレーニング(あいうべ体操)〜
2024.06.06
最近以下のような子ども達がとても多く増えてきてます。。
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お口ポカン・口呼吸
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くちびる・前歯が使えない
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くちびるをすぼめることができない
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舌をうまく使えない
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舌を置く位置が分からない
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正しいつばの飲み方ができない
特に『お口ポカン・口呼吸』は以下のように様々な病気の重症化につながるリスクがあります。
お口を開いていることで虫歯や歯肉炎や歯並びなどのお口の問題だけでなく、アレルギーやアデノイドの肥大など様々な疾患を重症化させるリスクとなります。
つまり、お口をきちんと閉じるようにできるようになれば、口呼吸、鼻へい、気道閉塞、アレルギーなどを軽症化できる可能性もございます。
当院では、口呼吸の改善に役立つだけでなく、全身の免疫力を上げることにもつながる効果もある『あいうべ体操』の普及に力を入れております。
あいうべ体操(考案者の今井一彰先生のYouTube動画はこちら)
福岡の『みらいクリニック』の内科医である今井一彰先生が考案なさった体操です。
口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操で、一日30回を目安に続けることで舌力がついて自然を口を閉じることができるようになると言われています。