審美症例⑺〜オールセラミック(e.max)&ダイレクトボンディング〜
2017.03.08
ご無沙汰しております。かいり歯科クリニックの歯科医師の戸田です。
オールセラミック(e.max)&ダイレクトボンディングの症例をアップさせて頂きます。
40代女性
〜フルタイムのお仕事からご妊娠・ご出産を経て、歯科医院にいく時間とタイミングを逃し、長い期間お口の管理はできなかった患者さま〜
土日に旦那さまにお子様を預けて、きちんと治療をしたいと当院に来院されました。
初診時は中等度の歯周病と、痛みや違和感などの症状もあったため、急性症状の緩和と並行して歯周病治療と徹底したホームケア指導にて歯肉の炎症が落ち着いた後、ダイレクトボンディングとセラッミックの補綴処置を施した症例です。
4 : オールセラミック冠(e.maxステイニング)
5 : 4との間がダイレクトボンディング
小さな矢じるし→部分の歯肉の色が 赤 → ピンク に変わっていると思いませんか。
これは歯周病の治療を行い、炎症が落ち着いたことで、歯肉が健康な状態になったことによる変化です。
審美治療をする上で、この歯肉を健康的な状態にすることが、後々の審美面だけでなく予後に大きく関わってきます。
改めて
『真の審美治療』は、『健康美の上に成り立つもの』 です。
細菌(むし歯菌や歯周病菌)のコントロール→機能の回復→審美の回復
患者様には、見た目だけでなく、口腔内環境の改善に対して喜んで頂いたことが、私達にとって何よりです。
今後とも、この状態が長続きするようにスタッフ一同しっかりサポートさせて頂きます!