【DH・DA勉強会】第3回 Dr.Tのペリオマニアへの道 & Dr松上の実践!歯科助手勉強会
2023.07.21
本日は、歯科衛生士の歯周病に関する知識の標準化を目的として〜第3回Dr.Tのペリオマニアへの道〜と称するかいり歯科クリニック内でクローズドのDH勉強会を開催しました。
Q1 前回のメインテナンスの時の歯肉退量縮は4mm、プロービング値は6㎜でしたが、今回の測定してみると歯肉退縮量は同じ5㎜でしたが、プロービング値は3㎜でした。
《問題》
2回のメンテナンスの間に何ミリ歯肉退縮が起こり、何ミリ付着の喪失が起こったのかを計算し、どのような組織の変化があったかを考察を述べよ。
Q2 歯肉退縮には『非炎症性歯肉退縮』と『炎症性歯肉退縮』がある。
好発部位、歯肉の状態、原因などその違いを述べよ。
という課題内容をもとに、第2回目までの上皮性付着と結合組織性付着の復習として歯肉退縮と歯周ポケットとアタッチメントレベルの関係について勉強しました。
1回より2回、2回より3回復習するほうが、記憶としてより強く正確に定着すると思いますので、新人DHもベテランDHも足並み揃えてゆっくりじっくり知識のアップデートしていけたら良いなと思っております。
一方で、当院の『わかりやすい説明をモットー』とされている松上先生が、澁谷先生のサポートのもと、助手さん向けに
『口腔内写真撮影方法』
『日々の診療で使用している薬剤等の‘臭い’や‘味’を今回体験してみましょう! 』
をテーマに院内勉強会を開催しました。今回の勉強会を通じてお口の中で歯科材料や薬剤を使用する際に「患者様はどう感じるのだろう?」とイメージができるようになり「どう声がけをしようか?」「こう言った方がより患者様に寄り添った声がけなのではないか?」 など日々の診療に活かせると良いですね!
まだまだクリニックとして未熟な面も多々あるとは思いますが、患者様に安心・安全・最良の医療提供ができるように、今後ともスタッフ一同努力と研鑽に努めていく所存です。