審美症例⑻〜マイクロスコープによる精密治療(オールセラッミック冠)〜
2017.09.04
ご無沙汰しております。かいり歯科クリニックの歯科医師の戸田です。
マイクロスコープによるオールセラミック(e.max)の症例をアップさせて頂きます。
30代女性
〜高校生の時に入れた、下の歯の唯一の銀歯が気になって治療された患者さま〜
初診時は軽度の歯周病と、親知らずの症状もあったため、急性症状の緩和と並行して歯周病治療と徹底したホームケア指導にて歯肉の炎症が落ち着いた後、セラッミックの補綴処置を施した症例です。
POINT!
ただ単に銀歯が白くなっただけではないです!
下の写真をご覧ください。
左右の赤↑のところに注目して下さい。
これはマイクロスコープを併用した拡大下での精密治療により、被せ物と歯との段差がなくなり、健康的な歯茎と調和して、さらに被せ物の形態もより機能しやすいかたちに修正しています。
つまり
銀歯 ⇨ オールセラミック ⇨ 見た目が綺麗で、表面がツルツルで汚れがつきづらい
だけでなく
被せ物の段差 ⇨ ミクロ単位で適合 ⇨ 細菌が繁殖しづらい環境の獲得 ⇨ 歯ブラシが当てやすい ⇨ 長持ちする
かつ
機能的な形態に修正 ⇨ 噛みやすい ⇨ 余計な負担がかかりづらいので歯が欠けづらい
(例:研がれた切れる包丁と切れない包丁の違い。どっちが力が必要でしょうか)
かいり歯科クリニックの審美治療とは
見た目が審美的で綺麗なことは然り、
①精密治療によるセラミックなどの修復物の適合性(歯ブラシが当てやすく、清掃性に優れた状態)
②より機能的な形態の回復(食事の際に噛みやすい形態の回復と、破折の防止)
③徹底したメンテナンスとホームケアのサポートにより長期的に維持・安定すること(長持ちさせること)
上記3点を、常に心がけて診療させて頂いております。
当院では、むし歯や歯周病や歯並びの予防だけでなく、審美治療においても、頼りにして頂ける限りは、自分の家族を治療する気持ちで、きちんとした説明と治療をさせて頂きます。
ご希望の方は、いつでもご遠慮なくご相談下さい。
少々暑苦しい文面になりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。