インプラントコーディネーター資格取得〜かいり歯科クリニックの職種の役割と構図〜
2025.04.08
かいり歯科クリニックの院長の戸田です。
この度、当院の歯科助手さんが
国際口腔インプラント学会のインプラントコーディネーター資格を取得しました☆
国際口腔インプラント学会はインプラント発祥の地であるヨーロッパにて最大最古の歴史をもつインプラント学会『DGZI』の日本支部です。『DGZI』はドイツを本拠地として本国4,000名、全世界に12,000名以上の会員を有する学会です。
インプラントコーディネーターはインプラント実務経験が3年以上ある歯科医療従事者が申請書類を提出し筆記試験に合格することで取得できる資格です。
日々の多忙な業務の中、より質の高い医療提供を目指して資格取得をしようとチャレンジする向上心があるスタッフが私たちの医療チームの中にいてくれることは大変嬉しく誇らしく思います。
さて、この機会に患者様に是非知って頂きたいことがございます。
それは歯科医療従事者である私たちの職種の種類と役割とかいり歯科クリニック内でのスタッフ構図についてです。
かいり歯科クリニックスタッフの職種と役割について
Dr(歯科医師)
ご存知の通り顎顔面領域、主に口腔の治療を専門とする職種であり、お口の様々な病気に対して治療する役割です。
簡単にいうと
『悪いところ』⇨『良くする』 (CURE「キュア」)
ことを目的とする役割です。
DH(歯科衛生士)
歯科医師の指導のもとで、歯周病の基本治療やメインテナンス、むし歯や歯周病や歯並びの予防を担う専門職です。
お口に関する様々な病気や問題が発症・再発・進行しないように患者さんの口腔の健康を維持し、全身の健康に貢献する役割を担っています。
簡単にいうと
『良くなったところ』⇨『悪くならないようにする』(CARE「ケア」)
ことを目的とした役割です。
DA(歯科助手・受付)
診療室内では診療準備や治療の介助から患者様への治療前後の説明含めた診療補助、また器具の消毒・滅菌などの衛生管理を担い、手が空いた時間や受付では患者様の電話対応や窓口対応、カルテ出しから窓口会計や診療明細書(レセプト)作成、またメインテナンスや様々な治療に対してのアポイントコントロールなど様々な役割がございます。
またクリニック全体観としては
DrやDHと患者様との架け橋となる役割で、受付では医院の顔でありDr/DH/患者様の様々な不安を和らげてくれる存在でもあります。
簡単に言うとDAは
Dr/DH プレイヤー ⇔ DA サポーター
的な重要な役割です。
CS(クリーンスタッフ)
器具の洗浄・滅菌の専属スタッフとして、安心・安全な医療提供の基盤となる役割です。
特に当院のように、1次洗浄〜2次洗浄から始まり滅菌を徹底し、常に滅菌器3台がフル稼働しているようなクリニックにおいては、
Dr/DH/DAが患者様に集中して歯科医療に専念することはCSの方々のサポートなしでは不可能と行っても過言ではないです。
CSはまさにクリニックの縁の下の力持ち的な役割です。
かいり歯科クリニックスタッフ構図
おそらく一般的な患者様の目線ではスタッフ構図は下図のイメージではないでしょうか?
一般的なクリニックイメージ
勿論、歯科医療の責任者はDrであり、クリニックの責任者は開設管理者である院長であることは間違いございません。
ただ、安心・安全・最良を求めて日々の歯科診療をする上で、かいり歯科クリニックでは下図のような構図で日々チーム医療を行なっております。
かいり歯科クリニックのスタッフ構図
Dr/DHはCSの方々が安心・安全な滅菌レベルの医療器具を準備してもらうことで、初めて安全な器具を使用しての診療ができます。
またDrやDHが患者様とチェアサイドで対面して次々と診療に入れるのはDAである歯科助手・受付の方の、診療以外の全てのお膳立てがあって成り立っております。
特に歯科医師の私は、インプラント治療や再生療法などの様々な複雑な外科手術をすることが多く、適切な医療器具の準備やアシスタントワークがないと患者様にその時の最良の医療提供することが困難となります。
DrやDHは治療や予防など歯科医療が上手くいくと、有難いことに患者様に直接感謝される機会が多く大変励みになり、より質の高い医療を提供したいという気持ちが募ります。
ただ直接的には対面することのない、様々な役割を持った職種のサポートがあって、安心・安全・最良の医療提供を患者様にできていることをblogを通じて少しでも皆さまにお伝えできれば幸甚です。
〜拠り所であるように〜
かいり歯科クリニックは最良の医療を追求し続けられる医療チームを目指します
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