【 院内勉強会】フリーランスDH定期訪問〜新人DHの個別指導と相互実習〜
2023.06.28
本日は、フリーランスの歯科衛生士の先生の訪問日でした。
新人DHを対象にシックルスケーラーの手技をペットボトルを使って指導のもと練習した後、
30分間隔でパートナーDHとの相互実習を行い、講師からの評価シートにより振り返りの時間を設けました。
シックルスケーラーのハンドリングは慣れるまで難しいとは思いますが、慣れると知覚過敏のある患者様や、お水が苦手な小さなお子様の縁上のスケーリングの際にとても役立つ手技となり、患者様にとって優しい医療を提供できるようになります。
また相互実習をすることで処置を受ける患者様の気持ちをより理解することができ、明日からの臨床に活かせることを期待しております。
先輩DHも久しぶりに講師との時間を設けることができ、講師の先生とのコミュニケーションの場はとても良い雰囲気でしたね♪
【DH勉強会】第2回 Dr.Tのペリオマニアへの道〜歯周組織編〜
2023.06.22
本日は、歯科衛生士の歯周病に関する知識の標準化を目的として〜第3回Dr.Tのペリオマニアへの道〜と称するかいり歯科クリニック内でクローズドのDH勉強会を開催しました。
Q1 前回のメインテナンスの時の歯肉退縮料は4mm、プロービング値は6㎜でしたが、今回の測定してみると歯肉退縮量は5㎜、プロービング値は3㎜に変化してました。
《問題》
2回のメンテナンスの間に何ミリ歯肉退縮が起こり、何ミリ付着の喪失が起こったのかを計算し、どのような組織の変化があったかを考察を述べよ。
Q2 『臨床で長い接合上皮(LGE)と判断することは難しい』
○か×で答え、その根拠をまとめましょう
という課題内容をもとに、第2回までの上皮性付着と結合組織性付着の復習をメインに歯肉退縮と歯周ポケットとアタッチメントレベルの関係について復習しました。
1回より2回、2回より3回復習するほうが、記憶としてより強く正確に定着すると信じて、復習をメインに新人DHもベテランDHもゆっくり足並み揃えて、知識のアップデートができたら良いと思ってます♪
まだまだクリニックとして未熟な面も多々あるとは思いますが、患者様に安心・安全・最良の医療提供ができるように、今後ともスタッフ一同努力と研鑽に努めていく所存です。
【DH勉強会】第1回 Dr.Tのペリオマニアへの道〜歯周組織編〜
2023.06.15
ご無沙汰しております。かいり歯科クリニック院長の戸田です。
お陰様で開院11年目を迎え、これまで多くの患者様が《治療ステージ》から《予防ステージ》に移られました。
この10年間、当院では安心・安全な医療を心がけ、虫歯や歯周病の治療だけでなく、お口のメンテナンスから子供の歯並びに至るまで
【病気を治療する医院】ではなく、【病気を予防する医院】
をクリニックメンバー一丸となって目指してきましたので、悪いところを治す段階ではなく、虫歯や歯周病などの病気の発症・再発・進行の抑制をするメインテナンスの段階の患者様が多くなったことは幸甚です。
その中で、
【歯科医師】と【歯科衛士士】の立ち位置は、【治療(cure)を担う職種】と【予防(care)を担う職種】
という<役割が違う同等の立場>いわば良い歯科医療を患者様に提供するうえでのパートナーと考えております。
つまり予防ステージであるメインテナンスを担う歯科衛生士の知識や技術を含めた臨床力はとても重要になります。
そこでこの度、かいり歯科クリニックから歯科衛生士という未来の予防を担う重要な役割の方々の知識の標準化とアップデートをするためにDH向けの勉強会
《 Dr.Tのペリオマニアへの道》というクローズドの勉強会
を立ちあげました。
継続できるかどうかは、講師と受講生のモチベーション次第ですが(笑)
できる限り隔週で診療時間内に頑張っていけたら良いなと思っております。
記念すべき第1回は〜歯周組織について〜課題形式で進め、まずまずの立ち上がりかなとは思っております。今後は以下の内容を第3回くらいまでに進められたらいいですね♪
歯周組織
目標
歯周病により歯を失うまでの流れをきちんと理解できる事
・歯の発生について理解している
・付着について説明できる
・生物学的副径について説明できる
・SRPの治療のゴールについて説明できる
・分岐部病変のリスクに対して説明できる
・歯の形態異常とリスクについて説明できる
・歯槽骨の役割について説明できる
・歯槽骨の吸収の過程と歯に与えるリスクについて説明できる
【 院内勉強会】フリーランスDH定期訪問〜新人DHの実技指導〜
2023.06.08
本日は、フリーランスの歯科衛生士の先生の訪問日でした。
午前は新人DHの実技指導、午後は教育パートナーのランチミーティングをして頂きました。
実技指導では、前回の模型上での実技テストを経て、実際の患者様を想定して、DH同士で互いに30分ずつ相互実習を行いました。
プロフェショナルケアを実際に受けることで、処置を受ける患者様の気持ちをより理解することができ、明日からの臨床に活かせることを期待しております。
先輩DHの教育パートナーの方や、歯科助手・受付・クリーンスタッフの方々のサポートがあって、ユニットを使用した実習の時間を多く捻出でき学びの時間を得ることができております。
先輩達のように専門的な知識、技術は勿論のこと、社会人としての姿勢も学んで大きく飛躍していくことを願っています。